今日は、家事、育児、仕事に毎日忙しく過ごしている30代〜40代の主婦の方々へ、
なぜ今、特にこれといってやりたいことがないのかという理由と、
やりたいことを見つける方法をお伝えしていきたいと思います。
なぜ、やりたいことが「ない」のか
毎日が忙しく過ぎて、かといってすごく充実して楽しいわけでもない。
やっと自分の時間ができたと、ふと何しようかと考えると、
「やりたいことがない」
いや、あるにはある。
流行りの店で食事したり、旅行に行ったり、
でも、この間もそうやって過ごしたばかり。
これから自分が何に向かって進めばいいのかわからない。
明日の仕事が頭をよぎる。
と、こういった状況ではないでしょうか。
実は、やりたいことがないのではなくて、
日々、やりたいことをやっているんです。
やりたくなくて、嫌々やっていることでも、それは自分で選んでやっていることなのです。
実はやりたいことをすでにやっている
朝起きて、顔を洗って、朝食を食べ、トイレに行く…
すでに、自分がやりたいことをやっていますよね。
当たり前のことに関しては、意識していないのが普通です。
では、家事や子育てや仕事はどうでしょうか。
こちらも、自分がやろうと思って、やっているはずなんです。
ただ、何となくやるものだ、そういうものだから、
と一つ一つの決定を何となくしてしまっていると、
他人や世の中にやらされている感が強くなり、
不満が溜まってしまいます。
例えば、
私は食器洗いがとても嫌いなんです。
毎日、毎日、ため息をつきながら食器を洗っていました。
なぜか解決策を考えずに、毎日嫌な思いをしていたんですね。
・家事をサボってはいけない。だから、電化製品に頼ることはサボること。
・食器洗いは、主婦がするもの
という思い込みが、ずるずると時間の浪費を生み出していたわけです。
すぐに食洗機を購入して、今はとても日々が快適になりました。
こんなことなら、もっと早くから取り入れたら良かったと後悔しています。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、
まず自分が何が嫌なのかをはっきりさせることが大切で、
思い込みなどでこれまであまり深く考えていなかったことを、考えてみる。
意外にも、そこに生活をもっと充実させるヒントが隠されていたりします。
日常を改善するのは、面倒臭いですし、お金もかかるかもしれません。
でも、毎日の生活を快適にすれば、もっと本当にやりたいことができるかもしれません。
当たり前で、つまらないことを言っていますが、
是非、自分で、考えて、選択して、やりたいことをしている充実感を味わってください。
やりたいことは探す
今までの生活で、やりたいことやしたいことが無かったなら、探してみるのはどうでしょうか。
雑誌やSNSを見て、少しでも興味が湧いたら、やってみるのをお勧めします。
もう、そういうのは、あらかたやり尽くしているという方にお勧めなのは、
10年後、自分はどうなっていたいかを考えてみる
です。
こうなっていたら最高だなという自分を思い描くんです。
では、そうなるためには、5年後どういう自分でいたら良いか、
3年後、1年後、半年後…今月、今週、今日は??とノートに書き出してみます。
この時に、家族がいるなら家族の年齢やイベント、住まい、仕事、お金もそれぞれ具体化していくと
より現実的になると思います。
という風に考えていくと、毎日やりたいことだらけになるはずなんです。
時間も足りません。
日々、何となく過ごしていたら、理想は到底叶えられない可能性が高いですが、
意識した毎日の積み重ねで到達した10年後は、楽しみになるのではないでしょうか。
やりたいことをするためにはやりたくないことをする
やりたいことをするために、やりたくないことをします。
キャンプがやりたいことなら、道具を吟味し、揃えるところから始まり、
テントを設営して、火おこしして、食材を準備し、虫と戦って、、と面倒臭いことばかりです。
でも、やりたくないことをやらないと、その先の楽しさや幸せにたどり着けない可能性があります。
やりたいことをやるためにやっているんだと意識すれば、嫌なことも乗り越えられるかもしれません。
これまでの人生、それがすんなり行動に移せないんだとすると、
それはまた別の問題かもしれません。
周りの目が気になりすぎて行動に移せないとか、
そもそも自分にはやりたいことなどできないと思っているとか、
そのお話しはまた別の機会にするとして、
今回のお話が、少しでも皆さんのヒントになれば嬉しいです。