子育てってイライラするし、思い通りにならない、辛いのが当然ってそんな風に思ってませんか?
今日は子育てのイライラに対する考え方をテーマにお話ししていきたいと思います。
実は子育てってみんながみんな辛いと感じていないですし、
イライラなんてしたことないよっていう人もいるんですね。
だけどそういった人が
どのように子育てについて考えているか
とか、
自分の子育てとは何が違うのか
とか、
そういったことを深掘りしてみよう!ということには、
子育て中に時間や余裕もないですし
ならないわけなんです。
そういうイライラしない人たちは、
金銭的に余裕があるとか、
親が同居していて面倒見てくれているからとか、
そういった環境に恵まれているというのも理由の一つかもしれないんですが、
そういった条件の良い人たちだって、
イライラしている人はいますよね。
だから、こういうお話しでは、
よくある結論として、
子育てにイライラするのは当たり前で、
それは子育てを頑張っている証拠だから、
「あなたは頑張ってる。」
といった、一時的な言葉の処方箋をもらって
気を治めているんじゃないかなぁと思うんです。
でも、一時的なので、
結局、またイライラする生活に戻ってしまうんです。
今日は一時的な対処法ではなく、
今後の生活もずっと楽になる!?ようなお話しをしていきたいと思います。
子供にイライラしてしまう時の3つの処方箋
私は、以前は、
子供と公園から家に帰宅した途端に、
イライラして子供に怒ってしまったり、
なんで子供って嫌がることばかりするんだろうと、
悩んでいたりしていました。
ある日、保育園への送迎時、子供のお友達がパジャマで登園して来たんですね。
保育園の先生は、それを咎めるわけでもなく
「よく来たね〜」って笑顔でその親子を迎えてくれていたんです。
お友達のお母さんも、笑顔でその先生に挨拶していて、
決して、すみません、とか、うちの子ったら、とかそういう雰囲気ではなくて、
今日はこうなりました。と微笑ましい空気がその場を包み込んでいたんです。
私だったらと考えると、
子供がパジャマで登園すると言ったら、
私が恥ずかしいという理由で、
無理矢理にでも着替えさせたと思うんです。
それか、先生に怒られるから着替えたほうがいいよと
子供を言いくるめたりしたと思うんです。
自分の子供はちゃんと洋服を着ているという事実より、
パジャマで堂々としていられる親子のほうが、
私はとっても羨ましかった記憶があります。
この保育園の先生とお友達のお母さんと、
私の考え方の違いって何だろうと思い、
分析し始めました。
そして、それを知るとともに、
子供がらみのトラブルや、子供の学校への行き渋りが無くなっていきました。
みなさんに少しでも参考になれば幸いです。
「子供にイライラしてしまう時」の処方箋その1:人目を気にし過ぎないようにする
独身時代、あなたは人目を気にしすぎる人ではありませんでしたか?
子供時代、お母さんが笑顔でいてくれるように、イライラしないように、
お手伝いを率先してやったり、
一生懸命受験勉強を頑張っていたりしてませんでしたか?
社会に出てからも、人の様子を過敏に感じ取り、
とても気が利く人だと評判になっていませんでしたか?
とても優秀なスキルですが、
子育てで、人に迷惑を掛けないためにと頑張ってしまうと、
子育てを楽しんでいない自分と、
子供の気持ちを、
蔑ろにしていたことに気が付くんです。
と、こんな風に偉そうにお話ししていますが、
私も子供が小さい頃は、人目を気にしすぎて、
外に出るのが本当に億劫でした。
子供が誰かに迷惑を掛けないか、泣き叫んだらどうしよう。
と、いつも誰もいない公園で子供と遊んでいました。
児童館では、ものすごく緊張し、
息抜きどころかストレスが溜まってしまいました。
常に周囲に迷惑を掛けていないか気にしていたんですね。
子供も、常に私がこれダメあれダメの連発で、
とても窮屈に感じていたと思います。
たとえ迷惑を掛けてしまったとしても、すみませんと言えれば良かっただけなのに。
迷惑を掛けてしまったら、まるでこの世の終わりみたいに感じていたんです。
だから、もし似たような体験をお持ちの方は、
自分の楽しさに集中するくらいで丁度良いのかもしれません。
「子供にイライラしてしまう時」の処方箋その2:イライラしてしまう直前の自分の心の状態を知る
子供にイライラするのは、そこに自分の問題が隠されている可能性があります。
イライラするほんの数十分前に、
自分が恥ずかしい思いをしていたり、
心に余裕が無かった状態だったんじゃないでしょうか。
例えば、
ママ友たちとの会話で自分だけ知らない話題があった、
子供がお友達に怪我させちゃった、
仕事が片付かないまま保育園にお迎えに行かなければならなかった、・・・
そういった日常の出来事で、少なからず自分の機嫌がすでに悪くなっていて、
子供の些細な行動に、イライラしてしまうんじゃないかなと思うんです。
なので、自分の心の状態を知ることはとても大事だと思います。
そうすることによって、
子供にイライラして、怒ったりしてしまう前に、
理不尽な子供への対応が少なくなるんじゃないかなと思います。
とはいえ、次から次へと、子供は目まぐるしく動き回り、
自分の心の状態を把握しておくなんて、無理、そんな余裕ない!
という方、
次のもう少し根本的な対策ができる処方箋を試してみてください。
「子供にイライラしてしまう時」の処方箋その3:どんな場面で自分が嫌な気持ちになるか考える
そうは言っても、育児も仕事も余裕はないし、イライラするんだよ!
という声が聞こえて来そうです(笑)
じゃあ、その余裕を無くさせている、根本的な原因は何でしょうか。
まずは書き出してみてください。
これからの自分の人生の不安、
職場での自分の立ち位置、
子供の進学の不安、
夫との夫婦関係、
親との関係、
お金、
書き出した後、
何がどう不安なのかを書き出してください。
ここをうまく言語化しないと、不安は不安のままで永遠と続いていくのです。
そして、自分なりの解決策を書き出してみてください。
これらの不安に逃げずに向き合い、
自分なりの解決策を持つことで、余計な思考は無くなり、
やるべきことが見えてきます。
私は、職場のお昼休みを利用して、
ノートに不安なことや、嫌なことを書き出しました。
定期的に有休をとって向き合ったこともあります。
解決策を実行していこうとすると、
無駄な時間などないことに気が付きませんか?
子供といる時間は限られているし、楽しもう!
という気持ちになりませんか?
余裕を無くさせている根本原因を知る。
非常におすすめです。
最後に
私は以前、
「みんなこうしているから」
という言葉を多用していました。
みんなこうしているということができない我が子に、
とってもイライラしていました。
不安になると、誰かに聞いてもらったり、ネットの意見を聞いたり、
ほら、やっぱりみんなこうなんだと、安心していました。
でも、毎日が楽しくないんです。
楽しいと自分に思い込ませているという感覚です。
ある時、会社の有休をとって
こういう人生だったら最高なのにという理想を、
思い描いてノートに書いてみるということをやってみました。
じゃあ、その理想を叶えるために、
今日一日はどうやって過ごそう
…とやってきて、今日に至ります。
当時のまま
「みんなこうしているから」
で過ごしていたとしても、
別の幸せな人生だったと思います。
でもそれは、自分の人生では無かったし、
毎日楽しくないんじゃないかなと思うんです。
皆さんにも、ぜひ、
自分オリジナルな人生を!
歩んで行って欲しいと思います。
この記事が何かのお役に立てたら嬉しいです。