40代、親との関係が人生を左右する理由

親とのこと

もし今、毎日が楽しくない、
周りから見たら幸せなはずなのに何だか生きづらい。
と感じていたら、

「親との関係」

について考えてみることを強くお勧めします。
自分の親とはうまくいっているし、関係ないだろうと思わないでください。

今、現実が辛いならば、ぜひ読んでみて下さい。

親との関係はどうですか

親との関係はどうですかと聞かれて、

親とはもう数年会っていない。
親とは頻繁に会っていて、ランチにも行く仲。
気が合うとか、仲が良いとか、何でも話せるとか、何にも話さないとか。

そういうことを思い浮かべるかもしれませんが、
ここでは、

親に気を使うかどうか

を考えてみて下さい。

親に気を使うとは、
親の反応を気にして、行動することです。

親に本音が話せないという人も、気を使っていると考えます。
本音を言うと、めんどくさいことになるから言っていないという人は、
言おうと思えば言えるかどうかで考えて下さい。

親に気を使っているあなた、
周囲にも相当気を使っているのではありませんか?
周囲の期待に応えようとして、自分のやりたいことができていないのではありませんか?
自分が我慢さえすれば、事がうまく行くと思っていませんか。

子供の時から、親に気を使っていたなら、
大人になってからも、周囲に気を遣うようになるのは自然なことだと思います。
だから、あなたが悪いというわけではないんです。

親の価値観と自分の価値観を見分ける

知人の男性で、非常にお話し上手でいつも周囲を笑いの渦にしてしまうような方がいるんですが
その方の大学生のお子さんが、ある場所へ初めて一人でタクシーに乗ることになったそうです。
その時にお子さんが、
「お父さん、タクシーの運転手さんとどうやって笑い話をすればいいの?」
と真剣に聞いてきたので笑ってしまったそうです。

お子さんは、ご家族でタクシーに乗るとき、
いつもお父さんが運転手さんと笑い話をしているから、
そうしなければならないと思ったというのです。

親の方は全くそんなつもりはなくても、普段の振る舞いや行動が子供にとって
はとても影響力があるんだなと思います。

上記のエピソードのように、笑い話で終われれば良いんですが、
親が良いと思っている行動を子供に、
そうあるべきだと強制したり、できないと怒られたりしていたら、
子供は生きづらくなってしまうのではないでしょうか。

自分にとっては難しい、何かおかしいと思われる価値観を疑い、
新しい価値観を取り入れることは、生きやすくなるための第一歩だと思います。

最初は怖いかもしれませんし、親や今まで周囲にいた人たちから良く思われないかもしれません。

でも、楽しく幸せに生きているあなたを見て、否定や文句を言ってくる人というのは、本当にあなたのためを思っている人なんでしょうか。

親と価値観が違っていいと思えていますか

親との関係があまり良くないと感じているならば、

親と価値観が違っていいと思えていない
ということかもしれません。

期待して、分かり合おうとするから、関係が拗れるのです。

親とは生きてきた時代が異なりますし、価値観が違うのはしょうがないことなのです。

決して、あなたの努力不足ではありません。
あなたが親の理想になれないのもあなたのせいではありません。

一度、親とぶつかり合ってみて、あぁ、分かり合えないんだなと、
悲しんでみるのも諦めがつく一つの手段かもしれません。

とっても寂しいことかもしれませんが、相手が変わることはありません。

受け入れて、自分の価値観で前に進むことが、幸せへの近道です。

人生をも左右します

ここまでお話ししてきて、決して親との関係性を良くして下さいと言っているのではないことが
伝わりましたでしょうか。

親との関係性が、あなたと社会との関係性に繋がっているということですので、

まずは、
親に言いたいことを言えるような自分になって、
自分の価値観で前に進みましょう!


親に言いたいことが言えていない自分をどうか責めないでください。
これまで、そういうふうに生きていくことで、家族の円満とか、
親を喜ばせようとして、子供の頃から考えて身につけた生きるすべだったんです。

あなたが、優しいから、きっと周りのみんなもそれに救われて笑顔になっていたかもしれません。

だから、勇気を出して、これからは自分を笑顔にして下さい。


今回のお話が、あなたの生きるヒントになれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました