今日は、仕事に疲れた時に、ぜひ試してみてほしい処方箋を3つお話ししたいと思います。
以前の私は、
朝はバタバタ、職場にたどり着いてその日の業務をこなし、
子供のお迎え時間に間に合うように仕事を終えて、急いで帰宅する毎日でした。
自分の時間なんて一分もなく、
息抜きは、子供が就寝した後のほんの数分。
自分も眠いので、大抵子供たちと寝落ちしてしまっていました。
翌朝、シンクに溜まった食器に絶望的になっていた記憶があります。
私は子供たちの学費を稼ぐためにこんな毎日をずっと過ごさなきゃならないんだろうか。
と、
そこから、「仕事」や「自分の人生」を考え始めて現在に至ります。
その時に試してみた方法がこれからお話しする3つの処方箋です。
処方箋1:自分を褒める
まず、自分のことを褒めてあげるのが最優先です。
自分の体の悲鳴を蔑ろにして頑張り過ぎているから、こんなにも疲れているんです。
あなたは十分頑張っています。
自分を労って下さい。
美味しいものを食べ、好きなものを買って下さい。
ご機嫌になって、また明日から頑張れそうなら、あなたは軽傷です。
処方箋2:何に疲れているのか考える
あなたは仕事上で、何に疲れていますか?
・立ち仕事で、体が疲れる
・通勤時間が長くて疲れる
・上司や同僚への気遣いで疲れる
・子供がいるから時間管理に疲れる
仕事に疲れていると言っても、いろんなケースがあります。
では、仕事時間を調整したり休んだりできない理由はなんでしょうか。
周囲に迷惑がかかるから、
シフトを減らしたくないから、
様々な理由だと思います。
自分の気持ちをノートに書き出していって、
最後に思い当たる理由を見つけて下さい。
私は、「周りの目を気にしている」ことが休めない理由でした。
お金に余裕がないと、周囲との差が出てしまうと、稼がなきゃと思っていたし、
周りに迷惑をかけたくないと、有給休暇も取りませんでした。
冷静に考えてみると、体を壊してまで、お金を稼ぐ必要なんてないですし、
有給休暇はとる権利があるんですよね。
そして、思っているほど周囲は自分のことなど気にしていないんです。
是非、何が原因であなたが仕事に疲れると感じているのかを明確にしてみて下さい。
そうすれば対処法が見つかって先に進めると思うんです。
私の場合は、なぜそんなに周囲の目が気になってしまうのかについて、考えてみました。
その結果、自分がどうしたいかではなく、他人がどう思うか感じるかで自分の行動を決めていることがわかったんです。
なぜそのようなことをしていたかについてはまた別のお話しとさせていただきたいのですが、
自分がどうして仕事をしているのか、とか、何によって行動をとっているのかを、しっかり考えることは、疲れている原因を取り除くことにも繋がると思います。
処方箋3:自分ができないことを認める
自分の能力以上のことをしているとどうしても疲れてしまいます。
同僚や知り合いなどが、もっと頑張っている、だから私も頑張れるはず!と思ったり、
SNSでもっと頑張ってる人などの動画を観て、やる気になってしまう。
以前の私です。
できないことが悔しくて、認められなかったんです。
自分ができないことを認めるのは、本当に怖いことです。
落第した人間のようで、人生が終了したくらいに絶望します。
でも、本当に幸せになれるのはそこからなのです。
自分ができないことを知ることで、できない部分をちゃんとケアできるようになるんです。
失敗しても想定内なので、いちいち落ち込まないようになります。
だから、結果的に仕事も早く終わるんです。
また、他人がとっても眩しく羨ましく見えてしまって、
自分はダメなんだと、過剰に反応することがなくなりました。
できないことを認めることは、自分を否定することではありません
私は、子供が生まれてから、就業時間内に職場に行くことに苦痛を感じていました。
他のワーママも頑張っているんだからと、私も頑張りました。でも、要領が悪いのです。
遅刻ギリギリに出社したり、遅刻をしてしまったり。
私は、他の人よりできないんだということを認めました。
人より管理能力がないんだと最初は落ち込みましたが、時間だけがどんどん過ぎていくだけでした。
そこで冷静に解決策を考えました。
始業時間を自分だけ遅くして欲しいと上司に相談することにしました。
怒られるかと思っていたのですが、私の仕事の効率がそれで上がるのならと、
職場がOKしてくれました。
もし、もっと努力すればできると自分が頑張ってしまっていたら、
家族にもイライラをぶつけていただろうし、自分も体調が悪くなっていたかも知れません。
重要なのは、そのできない一面だけで自分を評価しないということだと思います。
できない自分を認めるからこそ、前に進めて自分も幸せになれるんです
まとめ
仕事に疲れたら、体を休めてリフレッシュすることや、タイムマネージメントを見直すといった
対処がなされると思います。有給休暇をとって温泉に行くとか、フルタイムからパートに切り替えるとかですね。
だけど、それで一時的に仕事が楽になったとしても、
根本的な原因が解決されていないのであれば、また悩みが繰り返されるのではないでしょうか。
自分が仕事をしていて、何がどのように疲れるか、考えて下さい。
そんな時間は無いと言われそうですが、
人生長くはない
です。
100年時代と言われてますが、
我慢して体を壊して動けないような状態で、100年生きるのって幸せでしょうか。
心身ともに健康で100年生きられた方がいいですよね。
ぜひ、行動に移して下さい。
今回のお話が、皆さんのお役に少しでも立てたら嬉しいです。